アスペルガーとカサンドラ 水と油の性質

カサンドラ

ふと思いました。

アスペルガーとカサンドラの関係性はまさしく、

水と油なのだと。

決して交わることはない。

反発しあい、放置をすると完全に分離してしまう。

でも、いつか界面活性剤のように何かしらの特効薬ないし、

劇的な改善方法が見つかったのならば、

それすらも叶う日が来るのでしょう。

改善という言葉を選んでいる時点で、

悪・悪い物のような認識を抱いてしまっているのだなと我ながら自己嫌悪ですが、

本当にきつい。

一日でよいから、夫と娘がASD要素の全くない日を過ごしてみたい。

ノンストレスの日が一日欲しい。

無いものねだりなんでしょうかね。

それ位、日々コミュニケーションに四苦八苦し、

また満たされない気持ち。

唯一下の子だけが、

不調な時やグロッキーな時に優しく声を掛けて助けてくれます。

いや、娘もたまになので、

やっぱり機械にたいに冷たいのは夫だけかな、、、、、。

何かあってもスマホと御対峙。

常に真剣にスマホ様と向き合っておられます。

きっと済む家と食事と必要な衣類にスマホさえあれば、

彼は生きていけるのでしょう。

ついでに親愛なるママン様がいれば完璧。

結婚してからの私達本来の家族の存在など、

あってないようなものです。

これもASDの特性なのだそう。

息子から夫への役割の切り替えができないそうです。

息子から父親への切り替えもまた然り。

彼は一生息子なのでしょう。

(生真面目な事実上、息子であることは変わりないのですが。)

息子という立場から未だに抜けきれないでいるのでしょう。。

それが一体家族にとってどんなに頼りなく悲しいことかも気づかずに。

過去にも何度も訴えましたが、

彼の心には響かなかったようです。

というよりも、

おそらく変わる必要性を本人が感じていない。

なぜならば変わらなくても表面上は家族として生活することができているから。

これまでにどんなに窮地にこちらが尻ぬぐいをしたとて、

それは彼にとってもう過ぎ去った過去の産物。

こちらも当初は尻ぬぐいをしてやっているなんて意識は微塵もありません。

家族として、というよりは、

一人間として困っていたから普通に手を差し伸べただけ。

それでも、そんな事はお構いなしで平気で家族を裏切る姿を目にすれば、

尻ぬぐいという言葉も出てきます。

本当に、あの平気で恩を仇で返すというか、

唾を顔に吐かれたような仕打ちに、

これでも同じ人間なんだろうかとゾッとします。

しかも可愛い息子の母親は、

それらを知らずに常に息子が正義だと信じている。

(そりゃそうですよね、だって彼は大ほら吹きなんだから。)

事実を自分のいいように捻じ曲げて吹聴している。

だからいつも私は世間様からしたら悪者。

小うるさい嫁で通っているのでしょう。

ああ、口ではなんとでも言えるのだから、、、、、。

やりきれないこの気持ち。

水と油。

せめて私自身は油に汚されることなく、

清らかな水のようでありたいな、、、、、、、、、、、、、、、。


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