みなさんこんにちは。
カサンドラの皆さん、今日はどんな思いで朝の目覚めを迎えたのでしょうか。
私は、最近夜不眠気味で、ぐるぐると想いを馳せてはうなされています。
きついですが、
そんな時もあるよね、、、、。と、
ただただ今の気持ちを受け入れています。
眠れない時って、いくら頑張って寝ようとしても眠れないんですよね。
いつか必ずぐっすり眠れる日がくるぞと思いながら、、、、。
自分自身の気持ちに寄り添っていますか?
これって案外難しいんですよね。
寄り添う、か、、、。
感じるのと寄り添うのとどう違うんだろうか、、、。
感情を感じきる。
というのが近いですかね。
ああ今私はこんな風に悲しいんだ、、、。
本当は誰かにこの気持ちを辛かったねって慰めてほしいんだ、、、。
あの時のあれ、悔しかったなあ、、、。
etc、、、、、、、、、、。
カサンドラの皆さんはきっと普段からとても我慢強い方が多いのではと思います。
何かあると、私が悪かったのではと周囲に気を遣い、、、。
あの時もっとこうしたら良かったんじゃないか、、とか。
考え出すとキリがないですよね。
そんな時は誰かに話を聞いてもらいたいですし、
慰めてほしいですよね。
普段どちらかというと人の相談にのったり励ましたりする側だと思うので、、、。
パートナーに慰めてもらえたらそれが一番なんですけど、
それが叶わずカサンドラになっているわけですから、、、、、。
かく言う私も、割り切れる時と割り切れない時があります。
そんな時はこうしてブログに言葉として書かせて頂いています。
アウトプットの大切さ
おそらくカサンドラは負の感情のインプットが多すぎるのだと思います。
ですから、こうして何らかの形でアウトプットすることは、
精神を保つ上でかなり重要なことだと思います。
本当は声にして消化できたら一番よいんですが、
中々人には相談しずらい話でもありますよね。
私も最初は勇気がいりました。
見ず知らずの方の目に留まることを考えると、
何処まで書いていいのかなあ、、、と。
ただ、
このブログを始めたきっかけとして、
これだけ苦しんできたからこそ、同じように悩む誰かの役にたてることがあればという想い。
この苦しみをただの個人だけでおわらせないぞという意地?のようなものもあります。
カサンドラ同志で助け合いたい
というのも、私が家族のASD診断を受けるまで何に救われたかというと、やはり体験談であったりカサンドラのHPであったりしたからです。私がおかしいのかな?と不安で不安で仕方がなかった時に、
同じように悩んでいる方の話を目にするだけで、心が軽くなった事を覚えています。今だってそうです。
ただ、単に傷の舐め合いで終わらせたくはない想いもあります。
目指すはそこからの脱却です。
意見や想いを吐き出し合い、実際に直接的に関与することがなくとも、
ある一文に救われることだってあると思うのです。
ですから、私が実際に苦しかった時に人から頂いたアドバイスであったり、
貴重な言葉であったり、本で学んだSSTであったり、、、、。
せめてこの世界では、持ちつ持たれつの心地よい感情を味わって頂きたいのです。
(非力ながら、、、、、、、、。)
自分へのご褒美習慣
毎日自分自身への心のご褒美を、、、という想いから、
ご褒美週間を作る、、ではなく、毎日なのでご褒美習慣です(笑)
罪悪感は横に置いておいて、
充分頑張っていると思うので、ほんの些細なご褒美でよいのです。
毎日焼き肉フルコースで、、というわけでは決してありません。
子供がいるとどうしても譲り勝ちで、
自分の事は後回しにしがちだと思います。
毎回は難しくとも、例えばお気に入りの入浴剤であったり、、、。
家族から『ぇえ〜?こっちの方がいいのに!』
と言われても、
たまには我を通してください(笑)
『ごめん!今日はママこれがいいの!』と
我を張ってください(Σ(・□・;))
いつもいつもいつもいつも、人を優先して自分の気持ちを押し殺してばかりいたら、
自分が壊れてしまいます。我を通すことも、自分への小さなご褒美なのではないでしょうか。
そんな小さな積み重ねも、カサンドラの癒しには必要です。
思いっきり声にして泣く
実は私はこれができません。
なんでしょうね、、、。
子供のころは結構な泣き虫だったんですけど、いつからか泣かなくなりました。
辛いことがありすぎて、心を閉ざしてしまったことも大きな要因かと自分では思っています。
嬉し泣きとかはあるんですけどね。
どうも自分事では泣けない、、、。
そんな時はやはり泣ける映画です。
これは泣くなと言われても泣いちゃいます。
家族が寝静まった時に思いっきり泣くと、少し心が軽くなります。
涙は心を浄化するというのは本当だと思います。
好きな音楽を聴く
もうこれは本当にその時の気分で♪
私のおすすめはドライブしながら思いっきり大きな声で歌う事です。
子供達のお迎えの時だっていいんです。
(信号待ちの時だけすました顔してトーンダウン(笑))
ほんの5分だって、一曲歌えばすっきりです。
なんなら子供達もノリノリで歌っておもしろいですよ☻
洋楽だって、それっぽく歌ってしまえばいいんです。
だって誰にも聞かれてないから。
カラオケも最近は行けなくなってしまったのでお楽しみにとってあります。
塞ぎ込んでしまった時は、お気に入りの曲を流しながらお皿洗いすると捗ります。
体を動かす
雑念が多かったり、モヤモヤして誰にも話せない状況の時、
尚且つ少し体力に余力がある時におすすめです。
最近はYouTubeでハンドクラップの映像などもありますね。
私もやってみたところ、
かなりの汗をかき、ひーひー言いながらも目標時間やり遂げることができた時、
達成感があって良かったです。
(やりすぎて足首傷めましたが(笑))
かなりはまって日課にまでしていた時期があったのです。
合間に炭酸水を飲んでスカッと。
そして足首が痛かったので整形外科へ行き、
『今日はどうしました?』
『い、、家でぴょんぴょん跳ねていましたら、、、。』
『そう、、ぴょんぴょん跳ねちゃったんだね、、、(笑)』
と、なんとも恥ずかしいやりとりをしてシップ貼ってもらい終了。
それからは控えています(笑)
億劫な時は、ぐーんと背伸びするだけでも体がほぐれてよいみたいです。
どうしても頭で考えることが増えるとまいっちゃいますからね。
余談ですが、利き手と逆の手を使うと意識がそちらに向く為、気分転換に良いそうですよ。
右利きの方であれば、普段左脳(言語などの情報処理)ばかりを使って)いるので、
右脳(感情系)を刺激することでバランスをとれるみたいです。
オイルマッサージ
オイルマッサージは本当に香りやとろみ具合など、
使用感の好みがありますので、いくつか試してみるのもよいと思います。
私は昔から気に入っていたものが廃盤になってしまったので、
たまに市販のものを使ったりします。
摩擦は避けたいものの、リラックス効果が抜群な為、お肌よりも気持ちのUPの為に使用することが多いです。オイルを塗ることで、ツボに指が入りやすくおすすめです。
自分で行うと指は多少疲れますが、足や肩などのほぐれ方が違います。
本当はエステなど人に施術してもらうのがよいのでしょうけれど、
私はくすぐったがりなので自分で行います。
それでも癒し効果ありなので是非試してみてください。
※香りが好みでないと効果半減なので、できたらテスターで試してからの方がよいです。
美味しいものを食べる
ありきたりですが、やっぱり美味しいものを食べると体も喜びます。
お気に入りのスイーツでもよし、晩御飯を少し豪華にしてもよし、
作る気力が無い時は出前だって外食だってよしです。
貴方自身が元気を出せるのならそれでいいんです。
金銭的にきつい時だってあるでしょう。
そうしたら好きなジュースの一本だっていいじゃないですか。
高級チョコ一粒だっていいじゃないですか。
大切なのは、
自分が喜ぶことを。
です。
いいと思います。
だって普段ASDのパートナーにあわせたり譲ったりしてますよね?
たまには、自分の喜ぶものをチョイスしてあげてください。
頑張ったねって。
それでも優しいあなたは皆の喜ぶものを、、、と選ぶかもしれません。
でもそれだって、喜ぶ顔がご馳走になるのならいいと思います。
大切なのは、それによって自分が我慢せず心から喜ぶことだと思います。
分け合って食べるのも美味しいですもんね。
嫌なものは嫌と声に出す
さて、ここまではどちらかと言うと一般的なよくあるストレス解消法だったと思います。ここからは心理的な分野ですね。
カサンドラの皆さんは日頃のやりとりから、諦めてしまうことが多分にあると思います。
言っても伝わらないから、私が我慢すれば、、、私が飲み込めばいいんだ、、、と。
それ、危険です。
身をもってそう思います。
その時は波風立たず良いかもしれません。
でも、心の奥底では決して納得していない筈です。
本当はこう言いたかったのに、
本当はこうしたかったのに、
わかってもらいたかったのに、、、、。
沢山の『本当は、、』を飲み込んできましたよね。
自分の気持ちを押し殺してきましたよね。
その努力は大変なものだったと思います。
悔しかったですよね。
辛かったですよね。
押し殺して押し殺して、、いる内に自分は本当は何をしたかったのかすらわからなくなってしまう。
そうなると、離人感というか、自分が今ここに存在していないような気にさえなってしまう。
それはもう心の中の感情のバケツがいっぱいな証拠です。
普段なら気にもとめないようなほんの些細なことが起きただけで、
感情の行き場を見失ってしまいます。
それって相当辛いことだと思います。
伝わらない時の絶望感も物凄くよくわかります。
かえってカウンターパンチをもらったかのような衝撃ですもんね。
それなら、、、とまたそこで我慢すると、
自分が可愛そうですよ。
伝わらなくても、
わけのわからない事を言い返されても、
『でも私はこう思う。』
『私はこれが嫌。』
と、自分を主語にして口に出してください。
例え伝わらなくても、倍返しに言い返されても、
自分の思いを伝える事は大切だと思います。
いつもだと心が折れてしまうから、
ここぞという時は特に表現してください。
それには一旦相手を受容してからと言う事がキーだと思います。
『そうなんだね、あなたはそう思ったんだね。』と。
これは、相手の気持ちを肯定することとは違います。
違う考えで納得いかない事だとしても、
あくまであなたはそう思ったんだね。
でも私は違うよ。
ということです。
これはSSTの先生にも教えてもらったことです。
まず、一度受け止めてあげると相手の聞き入れ方が全然違うと。
確かに誰しもはなから『でも・だって』じゃ反発したくなりますよね。
私も娘によくこれを言われてつい怒ってしまうのですが、
ぐっとワンクッションおいて、まずは『そうなんだね。』
と言うと、顔つきから違うのは確かです。
違いを受け止める(受け入れるとは違くて。)のはお互い様なのかもしれません。
対ASD当事者に関与しすぎない
これも当初は見放してしまっているようで、
罪悪感のようなものがありました。
相手の事を想うからこそ、ついアドバイスじみた事を言ってしまっていたのですが、
考えようによっては、相手側からすると余計なお世話であることもあります。
勿論親である以上、教育上衛生面など口やかましく言ってしまう事も必要です。
ただ、あまりにも深く感情移入というか一体感を強めてしまうと、
お互いが苦しくなってしまうことも事実です。
良い意味での信頼、ですかね。
ある程度言ったら後は任せておく。
(それが特性上、都度言わないと成立しない難しさがあるのは重々承知なのですが、、。)
相手が大人であるのなら尚更です。
本人だけが困る事に関しては、放っておくのもある意味優しさなのかもしれません。
おすすめは視える化です。
仕事でもそうですが、わかりやすく紙に書いて、
誰が見ても一目瞭然にしておく。
絵カードも有効です。
何度も何度も同じ事を言うのはとても労力のいることです。
自身が休む事、怒らなくてすむ事を第一に考えてもよいと思うのです。
なにか聞かれても、
『紙に書いてあるから自分で読んでやってねー!』
とほかっておく位でよいかと思います。
『私は今疲れているから休みたい。』
『今は話しかけないで静かに過ごしたい。』
それでパニックをおこされるのも辛いですが、
相手にもこちらの心境を伝える事はとても大切です。
(そこでまたこちらが折れると、折れてくれると学習してしまう。)
自分を守る為に、辛いですがやってみてほしいと思います。
ASDのご家族にはおそらく求められることが多い筈です。
その全てに100返そうとは思わなくて良いと思います。
まとめ
長くなりましたが、
カサンドラの皆さん。
毎日頑張りすぎる程頑張って疲弊していると思うので、
どうか頑張らない事を頑張ってください。
いつもいつも合わせて我慢していたら身が持ちません。
時には思いっきり我がまま言って、
こっちが癇癪起こすぞ位に自分自身を労わってあげてください。
いつかその努力と忍耐が報われる日がきますように。
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