1.これから父親になる覚悟と心得
まずは奥さんのご懐妊おめでとうございます!
おそらくこの記事を読まれているあなたは今、
期待と不安と喜びが入り混じっていることでしょうね。
今の嬉しさと熱意をいつまでも忘れないよう、頑張ってくださいね。
赤ちゃんがお腹に宿った時点で育児はもう始まっています。
今日からママを全力で支えてあげてください!
子供が産まれてから〇年。
あの時は本当に何もわかっていなくて、とんでもない失言でママを傷つけてしまったね。あの頃に戻れるなら、自分で自分を殴りたい!
いつまでも独身気分が抜けなくて、沢山辛い想いをさせてしまってごめんね。これからパパになる人は、これを読んで気を引き締めていきましょう!
自身の体験からのお願い
これは、切実なお願いです。
これからパパになる方、すでにパパになった方。
いつもママを気にかけ見守り、支え、助けてあげてください。
その気持ちと覚悟がないのなら、これからの子育ては厳しいです。
ママが地獄を見ます。大切な人ならば、全力で守りましょう。
今日も世間では悲しいニュースがありました。
幼子が母親に首を絞められ窒息をして亡くなる、、という事件です。
他人事では決してありません。
いつ誰がこういった状況になるかわかりません。実際に私も自分が赤ちゃんを産んで、母親になって初めて痛感した事があります。
ワンオペ育児程悲惨なものはない。
世間のニュースでおこるようなことは、
一歩まちが間違えたら紙一重で誰にでもありえるんだ。
ということを。
おすすめ本『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』の紹介はこちら。
妊婦検診に同行しよう
懐妊すると、毎月のように定期健診というものがあります。
赤ちゃんが順調に育っているかをエコーなんかで見るあれですね。
パパも仕事があるでしょうから毎回というわけにはいかないかもしれません。
でも、極力予定を合わせたり、仮に同行できなかったとしても、早めに連絡をとって様子を聞いてあげるとママは喜ぶと思います。
順調であれば嬉しくて早く伝えたいでしょうし、万が一経過不良で不安になった時、
誰よりも早く聞いて欲しい筈です。
その場で一緒に医師(助産婦)の話をしっかり聞くことができたら、
それが一番なんじゃないでしょうか。
パパも心配な事やわからない事があったら相談したら良いと思います。
とにかく他人事でいないことです。
つわり対策に協力しよう
お酒が好きな方なら二日酔いの辛さはわかりますよね。
呑まない方は、胃腸炎や食あたりで一日中吐き気が止まらずぐったりしてしまう状態を想像してください。
あの苦しみが一日中所か、長ければ何ヵ月も続くのです。
二日酔いならせいぜい丸1日寝ていればそれなりに回復しますよね。
だからまだなんとか持ちこたえられるというか、、、。
人間って、ゴールが見えるとそれを目標に頑張れたりしますが、
毎日毎日、いつになったら終わるのか、先が見えない吐き気が続くわけです。
いくら可愛い赤ちゃんが産まれる為とはいえ、辛いものは辛いのです。
それはわかってあげてください。
(人によっては全くつわりがない場合もあります。一人目の時はなかったけど、
二人目の時は重いつわりだった、、なんてことも。)
臭い対策は万全に
香水をつけたり、香料の強い整髪料をつけたりしているパパさん。
ママが辛い時位我慢できませんか?
おしゃれ心と清潔感は大切です。
でも、もし隣であなたの身にまとっている臭いで吐き気が強まるのなら、
期間限定で無香料のものにチェンジする優しさが欲しいですね。
整髪料やデオドラント用品は無香料のものも豊富にあります。
私も実際旦那に何度も香水やめてと訴えてもつけられて、
涙目(吐き気で)でお願いしたことがあります。
食事をあわせてあげよう
これは2にも通じますが、妊娠中のママは赤ちゃんの為に食事にも注意を払っています。
例えば、塩分を控えたり、葉酸の多いレバーを食べたり、、。
あとはつわり中だと食べられるものが限られたりします。
私も妊娠中は『今はこれしか食べたくない!』という日が何日もありました。
【食べつわり】と言って、空腹になると吐き気で気持ち悪くて気持ち悪くて・・。
しかも、無性に○○が食べたい!!という状態になるのです。
ある時無性にカレーが食べたい!状態になり憑りつかれたかのようにカレーを食べることしか考えられかのようにませんでした。
買い出しに行ってそこから調理するまで待てず・・。
ダッシュですき家にカレーを買いに行きました。
食べ終えた瞬間憑き物が落ちたかのように”す~~っ”としました。
今でもすき家さんの前を通ると、あの時は駆け込んだなぁ~と懐かしく思い出します。
これは本当に誤解しないで頂きたいのですが、わがままでこれじゃなきゃイや!
と言っているわけではないのです。
自分でも不思議な位それしか受け付けない時期がありました。
そんな時、「また〇〇ばっか食べてるの⁉」と言わないであげてほしいです。
できたら「最近はどんなものだったら食べられそう?」
と聞いて仕事帰りにでも買っていってあげると喜ばれますよ。
今から帰るけど、何か欲しいものがあったら買って帰るよ!
ありがとう・・・・・・。今も気持ち悪くて・・・・・。
ゼリーだったら食べられそう。
あとレモン味の飲み物買ってきてもらえるかな?
うん、わかった!無理しないで横になっていてね!!
ありがとう!!
貴方も気をつけて帰ってきてね!
(この人と結婚して良かった・・・✨)
重たい荷物は持ってあげよう
これ、普段から当たり前にやっているよ!というそこの貴方。
私もそんな人と結婚したかった・・(笑)。 さすがです。紳士です。
妊娠中は重たいものを持つと、腹圧がかかり早産の危険性が高くなります。
お腹が張って切迫流産のリスクが高まる事を考えると、とても持たせられませんよね。
お米や飲料などの買い出しは率先して引き受けてください。
それが難しい場合は宅配サービスやネットショッピングでという手もあります。
食料品から日用品まで取り扱いのある便利な宅配サービス”おうちコープ”の紹介はこちら。
家事を手伝おう
「なんで仕事で疲れてるのに、家事までしなきゃいけないの?」
そう思った貴方。
気持ちはわからないでもないですが、よ~~~く、考えてください。
「妊娠中、家にいるだけでしょ?」
そう思った貴方。
顔を洗って出直してきてください(笑)
かなりオブラートに包んで言っていますが、本気です。
2.ママを支えることがパパの仕事
統括するとこれが最大のテーマだと思っています。
あれやってこれやって言ってきましたが、最終的にここに行きつくのです。
ママを支える為には何をしたらいいのか?
想像力を最大限に引き出して考えてみてください。
100歩譲って男の人は思考回路が女性とそもそも違う・・
とか差し置いても、とにかく考えてみてください。
それをリストアップできたらなお素敵です。
共通して言えるのは【共感】することです。
全てを肯定しろと言っているわけではありません。
体調管理など、時には注意する立場になることも必要ですからね。
ただ、辛い時、不安な時、誰だって弱音を吐きたくなりますよね。
ただでさえ妊娠中はホルモンバランスが乱れて情緒不安定になりがち。
そんな時「そっか、それは辛いよね。大変だよね。」
と背中をさすりながらパパに言ってもらえるだけでもママは救われるのです。
※携帯画面を見ながらとか言語道断です。
パパも仕事から帰ってきて疲れているのはわかります。
でも今は、一つの大切な命をママは命を懸けて守っているのです。
妊娠中したら必ず赤ちゃんが元気に産まれてくる保証なんて何処にもありません。
そこをまず充分過ぎるくらい理解する必要があると私は考えます。
妊娠・出産は当たり前ではない
最近は便利な電子書籍も頻出してきましたよね。
以下は書籍版ですが、
ドラマ化された『コウノドリ』
沖田✖華さんの『透明なゆりかご』
この2作はおすすめです。
全部は読んだことがありませんが、
命の神秘さ・純粋な親心・強さ・時に人間の愚かさ・無力感・絶望etc・・・。
なんとも言えない気持ちになります。
とっても深く考えさせられるリアルヒューマンドラマです。
これを読んだ後は、何か考え方が変わるかもしれません。
私も読んだ時は涙が止まらず、子供達が無事に生まれてきてくれたことに感謝せずにはいられませんでした。
これからパパになる方、必見です。
3.パパである前に人であれ
偉そうに書いてしまいましたが、言わせてください。
思ったのです。
『目の前で困っている人がいたら助ける。』
身近な例で言うと、もし目の前で人が転んで出血したらどうしますか?
「大丈夫ですか?」と言って絆創膏を探したり、病院を探したりしないでしょうか?
最近は下手に他人に関わる方が恐い・・なんて方は、
仮に自分がサービス業や営業マンだと仮定しましょう。
お客様が目の前で困っていたり、怪我をされた様子に気づいたら。
スルーしますか?気づかないふりをできますか?
「どうかされましたか?」
と声をかけるのではないでしょうか。
知ったこっちゃないよと言う方はここまでこの記事を読んではいない筈です。
ママが妊娠中にパパができることは、
言い換えてみたら【人として当たり前に持っている思いやりを行動に移す】
だけのことだと思いませんか?
仕事だったら、次に何をしたらよいか、相手に何を求められているか考えますよね?
なんで職場ではできて、家ではできないのでしょうか?
それはただ甘ったれているか、思いやり・想像力が欠如しているからだと思わずにはいられません。
最初は的外れで失敗しても良いのです。
【心】があればそれは言葉でなくとも行動なりなんなり、相手に伝わりますから。
4.夫婦でとことん話し合おう
辛口に書いてしまいましたが、勿論ママにもパパに伝える努力は必要です。
よくあるのが「言わなくてもわかってよ!」
男と女がすれ違う、代表的な奴ですね(笑)
男からしたら、(エスパーじゃないんだから・・・。)
これは揉め事に発展しやすい典型的なパターンです。
脳の回路からすれば、多少腑に落ちなくても、
ママはこういう時はこれこれこうだからこうしてほしいと
超めんどくさいけど 細かく指示をした方が結果的に近道です。
疲れているところごめんね。
悪いんだけど、今お腹が張っちゃっていて横になりたいの。
シンクにある洗い物を洗ってもらえないかな?
お皿は拭いたら食器棚にしまってもらえると助かるわ!
だ、だいじょうぶ?
わかったよ、洗い物は俺に任せて横になって!
(よ~し、頑張るぞ!)
ありがとう!
凄く助かる!!
安心して横になれるわ!✨
そう言ってもらえると嬉しいよ!
何かあったら俺を頼ってね!
お願いする側も、やってもらって当たり前という気持ちは捨てましょう。
感謝の気持ちこそ、口に出して伝えましょう!
折角感謝の気持ちがあるのに伝えないのはもったいないですよ!
おすすめ書籍【 小林 正観 :著 ありがとうの神様 】
も読んでみるとおもしろいです。
揉め事は大体感謝の停滞から起こります。
喜ばれて嫌な気持ちになる人ってあんまりいないですよね?
助け合い・話し合い・支え合い
なんで伝わらないの?よりもどうしたら伝わるか?を考えた方が建設的ですね。
お互い腹を割って話せば、案外自分の思い違いだった、、なんてことは沢山ありますから。
5.パパになる心得 まとめ
最終的には父親とか夫という垣根を越えて
一人の人としての思いやりの心と言動が何より大切だと思います。
とは言っても、パパ自身は妊娠・出産を体験できるわけではありません。
一人で想像するだけでは限度がありますよね。
そう言った時こそ、本を読んだり、こうしてネットで調べたりすることが大切なのではないでしょうか。
日頃からの感謝の気持ちと、
わかってあげたい、支えてあげたいという気持ちを忘れずにいれば、
自然と言動に結び付くようになる筈です。
厳しめに書いてしまいましたが、大切なのは今目の前に存在するパートナーです。
毎日しっかり表情などを観察していれば、
今日は元気がないな、眠そうだな、しんどそうだなとかわかってきます。
言い方ひとつで喧嘩することもあるでしょう。
それでも、常に寄り添う事を忘れず、新しい家族を迎えてあげてください。
私も日々反省の毎日ですが、一緒に前を向いて頑張りましょう!
陰ながら応援しています!!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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