育児日記 産後④二人目の妊娠と妊娠中毒症

育児

年子を妊娠

上の子が8ヵ月位の時に、体調の変化がありました。

眠気と怠さ、生理の遅れから病院へ。

小さな命がお腹に宿っていました。

想像以上に早い妊娠でしたが、まだこの頃はこれからの過酷な育児を知る由もなく。

またあの出産の痛みを経験するのか、、今度は男の子女の子どっちかな、、、

兄弟ができたら上の子はどんな反応を示すのかな、、、、。

色々想像をしていました。

母体への負担

あくまで個人的な意見ですが、

正直申し上げますと、できればもう少し妊娠期間はあけたほうが良いです。

それは産前だけでなく産後も母体への負担がかかる為です。

実際に兄弟歳が近い為、喧嘩もすれば、仲良く遊ぶ姿は微笑ましいものです。

私自身は現在となってはこれで良かったと思っています。

ですが、これからの妊娠を考えているかたにはおすすめしません。

赤ちゃんは授かりものですし、大切な命には変わりありません。

ただ、産後1年は子宮が元の状態に戻るまで時間がかかるということ。

その途中で妊娠をするということは体に負荷がかかっている状態です。

産後すぐは子宮が柔らかく、妊娠しやすいと言われています。

もし、周囲のサポートが望める環境であれば、

産前産後の物理的な負担は軽くできるかもしれませんが、

それでも実際子宮はダメージを受けています。

私は運が良かったのか、産後の検診で子宮の回復がとても早く良好と言われました。

それでも、産後は特に相当きつかったです。

環境が悪化し、ほぼワンオペ状態だったことも要因でした。

もう一度同じことをやれと言われたら、無理と断言する位です。

以下体験談を綴りますので、もし迷われている方がいたら、

何か参考になればと思います。

つわり中の上の子のお世話

2度目のつわりがやってきた頃には不安になりました。

2人目の時にはつわりが軽いといいな~なんて思っていましたが、

ちゃんときました、激しめのが(笑)

これが結構応えました。

上の子を抱っこしている時なんかに吐き気が襲ってくるわけです。

離乳食をあげながら、吐き気でげんなりしたり。

当時もそうでしたが、自分の体調が悪くて構ってあげられない時は、

かわいそうなことしちゃったなと思ってしまいました。

気持ちが悪くて横になっていても、

上の子はまだ言葉が理解できないので、泣いて何かを訴えてくるのです。

お互いに意思の疎通ができない時期なので(声かけは一応都度していましたが。)

体調がすぐれない時はこちらが泣きそうでした。

1人目の時は比較的自分のペースで休んだりできましたが、

上の子がいるとなるとそうはいきません。

頭ではわかっていましたが、いざ体験してみると想像を遥かに超えたしんどさでした。

妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)

妊娠中に家庭内でごたごたがあり、心労が絶えない日々が続きました。

旦那は全く頼れず、逆にこちらがフォローしないといけない状態でしたので、

それはそれは物凄いストレスでした。

(詳細は割愛させてください。)

出産を控え日に日に大きくなるお腹と体調の不安定さ

次第に旦那へのフォローも限界になった時、ブチ切れてメールを送りました。

しっかりしてくれ、今のままじゃこの先やっていけない!!

魂の叫びでした。

そうしたらそれをなんと母親に見せ、あたかも被害者のように振る舞う旦那。

息子命の義母は、当然息子の一歩的な話しか聞かず。

こちらとしては夫婦感の問題なので、不満は一切義実家には言わないで胸に秘めてました。

(かわいい息子を悪く言われて気分のいい母親はいないだろうし、

息子否定=義母の育て方否定になると考え、気を遣って伏せていました。)

そんなこちらの気遣いを一瞬にして消した旦那。

勿論可愛い息子を否定した嫁=悪(笑)の図式が勝手に成立し、

手取り足取り旦那のお世話や尻ぬぐいをしてきたのに悪者扱いされ。

ストレスもあってか妊娠後期に物凄く血圧が高くなりました。

担当医からは、

「体に悪いからそんな無理解で毒な義実家は縁切っちゃいなさい。」

「今はそんな無理解な人達は放っておいて、赤ちゃんと自分のことだけ考えて。」

とまでアドバイスを頂き。

高血圧とむくみ【妊娠中毒症】と診断されました。

①とにかくストレスをためないこと。

②減塩

③軽い運動

を即実践するように、もし次回の検診で血圧が高いようなら入院になると言われました。

胎児の発育不全や、常位胎盤常位早期剥奪など、

場合によっては非常に危険である事を聞かされ、頭の中が真っ白になりました。

これは赤ちゃんの為に本気で食生活など気をつけなくてはと、

一ヵ月近く本気で医師の指示通りに過ごしました。

減塩

減塩というより、もはや無塩です。

医師から一食?一日?の塩分摂取量目安は、納豆によくついているタレ1回分と聞き、

衝撃を受けました。

もうこちらは赤ちゃんを守る為命懸けですから、必死です。

何かを食べる時は必ず成分表をチェックしました。

うどんや素麺はそれ自体に塩分が含まれている為、

おつゆなしなら食べてもいいよと言われましたが諦めました。

その期間何を食べていたかというと、主にヨーグルトです。

勿論お砂糖もなし。プレーンです。

高たんぱくでカルシウムも摂れるのでひたすら毎日食べていました。

スッパ・・・・・・と思いながら。

おかずも野菜やお肉をただ焼いただけとか、ご飯は勿論白飯です。

段々食事が味気なくなってきて、楽しみもなく、

ひたすら赤ちゃんの無事を祈りながら、ご飯をよ~く噛んで食べました。

お米って噛めば噛む程味わいが出てくるんだなと思いながら。

よし!無事に出産終えたら美味しいステーキたべるぞ!と張り切って頑張りました。

頑張りの甲斐あって

検診の日は祈るようにドキドキしながら向かいました。

助産婦さんが私を見るやいなや、

「あれ⁉痩せた?」

足をさすりながら、

「凄い!むくみがこんなにとれてスッキリしてる!血圧も下がったし体重も減ってますよ!よく頑張ったね!」

と自分のことのように喜んでくれました。

実際辛かったけれど、頑張って本当に良かった、、、、と心から思いました。

結果再次回検診を前に出産を迎えることに

喜んだのも束の間、その次の検診ではまた血圧が少し高くなり、

今度はスパンを短くして通うことになりました。

そして検診前夜に陣痛が、、、、、、、、、、。

育児日記 産後⑤2人目の出産へ続きます。

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