コロナ禍での不安の対処法

カサンドラ

皆さんこんにちは。

このご時世、TVやネットを開けば毎日コロナコロナと、

嫌でも目に入ってきますよね。

私もこのブログでコロナについて書くことを躊躇しました。

なぜならば、うんざりするほど毎日目に耳にしているので、

同じ様に読者の方が、

(ああ、ここでもまたコロナの話題か、、、。)

と思ってしまうのではないかと思ったからです。

このブログでは主にアスペルガーやカサンドラ関連の事を書き綴っているので、

もし日常から離れて読みたい方にとって、

負担にならなければよいなと思っています。

そして今回、何故コロナに関するテーマで書こうと思ったか。

それは、やはり自身も不安が大きくなってきたことと、

アウトプットが必要と感じたからです。

当然、自粛生活を送るにあたって、

日々の生活様式も異なってくるため、

ASDの娘と、疑いありの夫のいる家庭の中での自粛生活を、

今日は書き綴りたいと思います。

自粛生活で変化した娘と変化しなかった夫

これは両極の反応でした。

そしてまさかの、

子供である娘の方がコロナ対策をしっかり認識して守っています。

対して大人である夫は、

まるで他人事。

※ひと悶着あり、懇々と説教をしてここ最近やっと自覚をするようになりました。

ADSではある娘ですが、本人がしっかり納得をすれば聞いてくれます。

今回何が良かったかというと、やはり学校で先生方がきちんと指導をしてくださった

お陰だと思います。

授業でもコロナに対する偏見・差別をしないよう指導をしてくださったり、

日頃から学校生活を送る上で感染しない・させない為の取り組みをきちんと

行ってくださっています。

本当に頭があがりません。

有難いことです。本当にありがとうございます。

おそらく先生方も毎日神経をすり減らしながら、授業や行事に取り組んでくださっている事でしょう。

そのご指導あってか、娘は帰宅後も即座に手洗いを慣行していますし、

手短な買い物の際は大人しく待っていてくれます。

日頃から、

何故今は一人一人が自分が無症状でも罹患者かもしれないと思って行動する必要があるのか、

医療従事者の方の話や、実際にあった世間の出来事などを交えて話をしています。

すると、真剣な顔で聞きながら、

『そっかぁ、だから今は一人一人が気をつけなきゃいけないんだね。』

と頷いていました。

こういった命に関わる事や危機管理について、

身近な人の話を交えて話をすることは、

本人にとって納得できる充分な内容なようです。

これに関しては、

『え~?なんで手洗いしなくちゃけないの~?』

とは一度も言われた事がないので助かっています。

本人がきちんと理由を納得しているからこそです。

反して夫。

まだ一年前。

『これこれこうだから手洗いしてね~。』

『、、、、、、、、、。』

『聞いてた?』

『解ってるよ!返事したし!』←していない。

後日。

ただいま~。

トイレに行ってから食事をしようとしている、、、、。

『手、洗った?』

『トイレで洗ったし!』

『石鹸できちんと洗ってね。30秒は最低でも洗った方がいいんだって。』

『、、、、、、、、、、、。』

それから数日、明らかに洗っていないのに洗ったと嘘をつく日が続いたので、

メモ書きに残しました。

※帰宅後すぐ石鹸で手洗いをしてください。

理由→外からウイルスを持ち込まない為。

家族の健康を守る為。

すると、その日から毎日帰宅後すぐに手洗いをしてくれるようになりました。

ASDの夫をお持ちの奥様!

メモ書きおすすめです。

ただでさえ、男性は口うるさく何度も同じ事を言われる事を嫌がります。

(だったら言われる前に、言われないようにやればいいのにって思いますよね!)

言う方も毎回同じ事を言っても改善してくれなくてうんざりしてしまうので、

メモにすれば言わなくてすむし、相手もすんなり受けいれてくれるようです。

もし負の感情に飲み込まれそうになったら

こうし感染対策をしていても、

やはり不安なものは不安です。

特に、小さなお子さんや高齢者のいらっしゃるご家庭ではそれが顕著だと思います。

もしも、、、を想像しただけで怖くなりますよね。

とてもよく解ります。

そんな時は必要以上にそんな自分を責める事はないですし、

まずはそれだけ今不安な状態なのだと、受け止める事が大切です。

恐らくそういった危機反応というのは人間の本能的なもので、

(中には全く楽観視されている方もいるようですが、

身近な方が感染となったらその時は慌てるでしょう。)

考えるなと言っても無理だと思うのです。

そしてそれらが不要なものなのか?というと、

命を守る為に必要な反応だと思います。

ただ、それが日常生活ができなくなる程ですと、

ご自身が辛いですよね。

そこまで不安が膨大になってしまった時は、

無理矢理にでも何か熱中してできる事をした方が、

精神安定上良い筈です。

それはゲームでも何でもよいです。

とにかく、不安を感じなくて良い何かに熱中してみてください。

テトリスなんかもおすすめですよ。

実際にプロのゲーマーの脳波を調べたところ、

実践中は、考え事など不安要素から離れられたようです。

そして、テトリス実践前と後とを比べると、

後のほうがストレス値が下がっているという結果に!!

確かに、ゲーム中はひたすらブロックをどう壊そうか夢中です(笑)

まとめ ~後悔しないために~

よく、感染するまでは自粛の必要性を何も感じずにいた、、、。

自分だけは罹らないと過信していた、、、。

という嘆きの声を耳にします。

罹ってみて初めて、

あの時出歩かなければ、、、、。

遊びなんて終息してからいけば良かった、、、、。

何故あの時我慢できなかったのだろう、、、、、。

そんな切実な声が。

自分だけはまさかと思うのでしょうね。

だからこそ、

自分にもその可能性はあると肝に銘じて、

その中で最大限の予防をするしかないのだと思います。

気を付けて気を付けて、

最大限の努力をしたけれどもそれでも罹ってしまった。

それならば、致し方ないと思うし、誰も責められないと思うのです。

そして、そんな最大限の尽力をしたのならば、もうそれ以上は諦める他ありません。

勿論、後悔の念はあるでしょう。

それでも、何も気を付けずに罹ってしまった時の後悔に比べたら、

その差は雲泥の差だと思うのです。

なので、

もし罹ってしまった時に後悔しない、最善の方法を選択する他ないように思います。

それでも罹ってしまった時は、

もう致し方ない事だったのだと、思うほかありません。

実際自身もそんな状況になったら、きっとなにかしらの後悔はしてしまう気がしますが、

それでも、最善を尽くしたと言い切れる位、

今後も手洗い・マスク・飲食等、引き続き気を付けていきたいと思います。

子育て・介護中の皆さんにとってもかなり過酷な状況かと思いますが、

そのお気持ちは痛い程よく解ります。

気分転換所か、

体の弱い人達を守る為、日々並々ならぬ努力で神経をすり減らしている事と思います。

本当に毎日お疲れ様です。

そして、あれから一年。

医療の最前線にて、ご自身の生活を犠牲にされながら身を粉にして働かれている

医療従事者の皆様、心より感謝申し上げます。

コロナが一日も早く終息しますように。


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