コロナ禍の矛盾

カサンドラ

皆さんこんにちは、Senです。

ついに全国的に緊急事態宣言が広まってまいりました。
脅威ですね。

なるべくしてなったというのか、
果たしてオリンピック強行による人災なのか。

少なくとも私は、
国民が不安を抱える中、安心・安全を謳って再延期をしなかった政府の言動は、
聖火台だけでなく、国民の反発心にまで火を点けたのだと思っています。

水際対策もゆるゆるな中、
根拠のない大丈夫という言葉。

丁度運悪く時期はお盆。

帰省を控えて・諦めてなどの声には、
『安心・安全な帰省をするので何も問題はない。』
『コロナに打ち勝った証として帰省する。』
などの大喜利が始まりました。

確かに、
何故自国民に自粛をお願いしながら、
他国からの選手には緩い入国だけでなく移動が許されるのでしょうか。

そこをつつくとおそらく人権が、、、
という事にもなるのでしょうが、
それとこれとは別問題のような気がします。

ただでさえ規律を守り、
我慢強いと言われている日本人。

そんな日本人を横目に、
好き放題出歩かれたら腹中穏やかではいられないでしょう。

経営困難な中、補償もされず日々を暮らされている飲食店の方などは特に。

ただ、路上飲みや、
政府が何々だから~を理由に自粛や~めた!という方も何か違うと思っています。
そう言う方は何かきっかけが欲しかっただけ。
自己否定しなくて済む理由が欲しかったのかなとも思います。

今回の緊急事態宣言は、
過去一年前に発令されたときとはわけが違います。

一年分の感情の蓄積と、経営状態、政府の動向、オリンピック。
すでに発令されていた東京都でも
人流が加速した事からみても、効力は今までのようには期待できません。

もうここまで来たら、
我が身は自分で守る。
(とは言っても何かあったら医療従事者の方々含め、
自分だけではどうにもならないので申し訳ありませんが、、、、。)
後は運任せのようです。

そこでタイトルにもある矛盾が生じるわけです。

前半は政府の矛盾に対して少しだけ触れましたが、
個人で言ったら心の中の葛藤が物凄いのです。

何が結局楽なのか

勿論引き続き、自粛生活を続けますし、
それはなぜかと言ったら家族や大切な人の健康を守る為。
医療機関をひっ迫させない為。
会社や学校関係にも迷惑をかけないようにする為。

でも、
ふと

(もう疲れたなあ、、、、。)
なんて思う時があるわけです。

もう自粛生活続けて一年以上か、、、、、。
毎日検温して体調に気遣って、
外出も必要最低限にして、
家の中にこもりっきり。

それはまず良いとして、
少しでも体温に異変がありそうだと、
敏感になっている自分。

もし、たら、れば、

仕事は?学校は?家は?家族の面倒は?

そんな毎日に神経をすり減らす事に疲れてしまったのです。

とはいえ、
もうここまで気をつけていて、何かあっても仕方ないという位、
気をつけているので開き直っても良いのあもしれません。

それこそ、
ASDの娘がまたしつこく癇癪を起こそうものならば、
もうなんだかいっそのこと楽になってしまいたいな、、なんて。

無茶苦茶矛盾しているのですが、
相反する気持ちが嘘かと言ったらそれはそれで本音です。

どっちが本音なんだろう?
これだけ気を付けて行動をしているってことはやっぱり
健康に生きたいから?

楽に逝きたいというのは、
きっと疲れてしまったから。
だとしたら一時的なもので、それも今の気持ちなのでは?

と自己分析をしています。

こんな時には純粋な気持ちで音楽をただ聴く事ですね。
心が洗われます。


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