皆さんこんにちは、Senです。
昨日また YAHOO! ニュースを目にして思わず声がでました。
『、、、、えっ⁉』
思いもしなかった女優さんが、
なんと適応障害にて休養とのニュース。
適応障害。
とても他人事とは思えません。
何故ならば、
私もその適応障害で長い事苦しんだ過去があるからです。
つい最近のあの鬱期も、
適応障害を我慢しすぎて行きついた結果なのかもしれません。
(動悸や不安感が、それはそれは酷かったですからね。)
ここでポイントなのが、
理由がはっきりしているという事ですね。
なんとなく、何故だかわからないけれど、、、、。
という漠然としたものでなく、
『あの時のあれが苦痛で、今も〇〇と関わるのが辛い、、。』
『休みの日は大丈夫だけれど、仕事に行く前になると体は動かない、、。』
といった感じでしょうか。
私は年子育児の真っ最中に、夫による理不尽な言動が度重なり、
あっという間に寝込むようになりました。
でも、寝込んでいられない、
這いつくばって炊事をしたのは、
今思い返しても背筋が寒くなる、悪夢のような記憶です。
ゆっくり休んで
もし休める環境があるのなら、
いえ、無理してでも休みを作って休む事が大切です。
然しながら、ワンオペで子育てをしているとそういうわけにはいきませんものね、、。
お子さんがいらっしゃらない方であれば、強制的に休みをとりに行った方が良いと思います。
仮にお子さんがいらっしゃったとして、
もう体が動かなくなるその前に、
限界・ノイローゼなんだと児童相談所でも何でも直談判しに行かれた方が良いと思います。
仮に生活が、、、
生活保護でも生きていさえすれば何とでもなります。
まずは生きていることです。
生きてさえいればとりあえずなんとかなります。
同じ状況が50年、全く同じ状況で続く事はない筈です。
何かしらその間で心境なり環境なり、
変化は起こる筈です。
今乳児の子育てで手を焼かれている方は、
50年後には笑って孫をあやしているかもしれません。
売れずに自殺を考えた芸人さんも、
今では逆に休む暇が欲しいと真逆の生活を送っている方もいます。
あくまで人は人ですが、
だからこそ、人は人だからこそ、
ご自身を何よりも大切にされてほしいです。
この女優さんも、
周囲が気づいて強制的に休養に入ったのかもしれませんが、
英断だと思います。
誰かに迷惑をかけてしまう、、、、。
誰だってはなから人に迷惑をかけたくて、
かけようとして喜んでかける人なんかいやしません。
辛いでしょう、苦しいでしょう、
決断できないですよね。
だって誰よりも人に迷惑をかける事を避けてきたのですから。
それでも最終的に、自分を守るのは自分です。
取り返しのつかない所までいってしまったら、
それこそ比にならぬ程悲しむ人が現れます。
結局外野は外野でしかないのです。
誰も明日の命の保証なんてしてくれません。
まずは命。
命があってこそです。
虚ろな目
恐らく疲弊してしまったのでしょう。
ストレスの負荷に対する発散のバランスがとれない。
しかもコロナ禍で中々外でパーッと憂さ晴らしをする機会もめっきりなくなりました。
そうしてもネガティブな記事を目にしがちです。
芸能人ならエゴサーチをすれば、
すぐに良いも悪いも知る事になるでしょう。
人間、誰からも期待されていないとまで感じると、
虚しさを通り越して、失うものがない恐怖心のなさが
返って強みになるような気がします。
自虐的になって開き直って、
周囲を気にしなくなるまで達観すると、勇ましく堂々と見えたりします。
逆にいつも褒められる環境にいると、
確かに褒められた瞬間瞬間は嬉しいかもしれませんが、
同時にその名声を失う怖さというものを手にします。
諸刃ですね。
それが段々プレッシャーになり、
保てなかったらどうしよう、
いつかはそんな事も言われなくなるのかもしれない、、、。
そんな恐怖におののけば、
人間のメンタルは、いともたやすく崩れ落ちてしまいます。
心に余裕がある時はなんてことはなくとも、
ちょっと最近忙しくて寝不足だなあ~という時は誰しも危ういですね。
普段だったら軽く笑って返せるようなやり取りも、
少し体調が悪いと、ピリピリしませんか?
寝不足で食欲もなくなると、低糖質でふらふら、
頭はぼーっとします。
離人感というのでしょうか。
今ここにいるのだけれど、ふわふわしていて現実感がないような。
疲れすぎると思考がストップして当然だと思います。
人間寝て食べないと、無理ですよ。
短期間ならまだしも、そんな生活いつまでも続きません。
抗鬱剤も、副作用として眠気が強くでるものもあり、
日中お仕事をされている場合はかなり支障がでると思われます。
薬が吉とでるか凶とでるか
正直、個人的には抗うつ剤など向精神薬の薬はおすすめできません。
藁にもすがる思いで飲みましたが、
神経に靄がかかったような、なんともぼんやりとした感覚が好きではありませんでした。
余りにも中々あう薬が無く、
副作用に苦しむ日々で、
(あれ?なんのために心療内科を受診したんだっけ?副作用が苦しくて受診をしているなんて、、。)
と本末転倒な事に気づいた時にはすでにボロボロでした。
朝、起き上がることができない。
力が入らず、少しでも体を起こすとフラフラ。
ベッドからでると鉛のように体が重たくしゃがみ込みそうになる。
愕然としました。
それなのに、まだ2歳やそこらの未就園児が二人。
ワンオペ。
朝から晩まで大人一人。
そして今思えば納得のASD疑いの夫の言動。
あの絶望感は忘れません。
あの時心療内科で『適応障害』と言われましたが、
(厳密に言うと、そこの病院では病名を患者に伝える事で、〇〇という病気なんだ、、、と強く思い込んでしまう事を避けるため、基本的に明かさないスタイルだそうです。私の場合診断書を書いてもらった際に、気になって自分から聞きました。)
ああ確かにあの時はあれらが原因だなと、
はっきり解ります。
どっぷり鬱にはまっていました。
中には薬を服薬することで回復が早まる方もいらっしゃるでしょう。
個人差がありますので、どうしてもしんどい時は誰でもよいので
とにかく第三者に話を聞いてもらう事。
それが大切だと思います。
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